リンカーン大統領が1セント硬貨に描かれるようになって
2009年は、リンカーン大統領が1セント硬貨に描かれるようになってから100周年(同時に生誕200周年記念でもある)を迎えるため、記念行事の一環として4枚の記念硬貨の新デザイン案が持ち上がっている。この案は2005年の大統領1ドル硬貨法案(Presidential $1 Coin Act)の一部として議会で通過されている。これは2009年に、1909年鋳造の銅の含有量で造られた、コレクション用1セント硬貨の発行を命じるものであった。2010年には1セント硬貨が完全にデザインを一新する予定であり、新しいこれらの硬貨は一般流通用として世に出回ることになっている。しかし、表側のリンカーンの肖像自体はそのままデザインとして残る予定である。ただ、同年には使用される金属も銅メッキの亜鉛に戻されるだろうと考えられている。
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様々な人々から、1セント硬貨は通貨単位から廃止されるべきとの提案がなされている。理由は様々だが、アメリカに住む多くの人々は1セント硬貨を実際には使っておらず、受け取ったお釣りに入っている程度か、もしくはより上位の通貨単位に両替するため銀行に赴くのみであるとの指摘も含まれている。近年に製造された自動販売機も実際には1セント硬貨を受け付けておらず、実用性も更に薄くなるばかりか、最近の金属価格高騰により現在の硬貨の鋳造にかかる費用が、実際の額面価値を超えている点も挙げられている。またこうした論争が議会にまで拡大した例として、2001年と2006年にはアリゾナ州選出の下院議員、ジム・コルベによりセント硬貨の鋳造を中止する内容を盛り込んだ法案が提出されている(2001年の法案は「Legal Tender Modernization Act」、2006年の案は「Currency Overhaul for an Industrious Nation Act、略称COIN」)。